特定非営利活動法人 福音の園・埼玉

解決志向アプローチ

エントリーはこちらWEBサイトはこちら

理事長ブログ

最新の心理療法『解決志向アプローチ』は、「視覚障害ランナーと伴走者」同様「横並び:並走」タイプ

2023/08/23

 前回「両ホーム(合同)運営推進会議」で、出席者が『解決志向アプローチ』を紹介した。耳慣れない「新語」だった。早速「ネットで検索」。すると「従来のカウンセリング手法」と異なっていた。さらに、思いもよらない「大きな発見」をした。

従来のカウンセリング:カウンセラーと相談者が対面し「問題(課題)」について、「原因を分析」し、カウンセラー自身の経験値から「解決策」を相談者に「与える」と云う手法。

最新『解決志向アプローチ』:相談者が自分の【解決像】を自分で発見出来るように支えて差し上げるという点で「横並び」姿勢。例:視覚障害ランナーと伴走者の関係[終始並走]。

 「何がいけないのだろう?」、「どこに失敗の原因があるのだろう?」と原因の「追究や分析」はせず、「自分が望む未来を手に入れるために、何が必要なのだろう? どうやったら出来るのだろう?」と一緒に考え、一緒に解決を創り上げていく。問題の解決に主眼を置き、解決に役立つ「資源(能力、強さ、可能性等)」に焦点を当てるという手法。

◎カウンセラーは「カウンセリングの手法を習得した専門家」であっても、目の前に居る「相談者の人生についての専門家にはなれない。相談者こそ相談者の人生の専門家である」という基本認識に立っているのが『解決志向アプローチ』手法だと知った。

◎ときに私たちも「視覚障碍ランナー」と同様、「視界」を見失ってしまうことがある。

 突然の災難や問題に直面すると、全くと言っていいほど「何も見えなくなってしまう」。その時、

 「上り坂…、下り坂…、右へ曲がる…!」と並走する伴走者から的確な指示を出してもらって初めて【解決像】というゴールを目指すことが出来るようになるのではないだろうか。

最新の『解決志向アプローチ』手法によって、望ましい「カウンセラーと相談者の関係」は

 ①「介護者と利用者の関係」と相通じていることを発見した。

 ②「介護保険の基本理念:利用者(家族)本位の支援」と相通じていることを発見した。

 ③「パーソン・センタード・ケア」(その人中心のケア手法)と相通じていることを発見した。

そして、弊福音の園・埼玉事業所『運営理念』を再確認、再検証出来た

  一、『(確かな支援技術に基づいた)心に触れる優しい支援の実践』

    ▷確かな支援技術とは「パーソン・センタード・ケア」であり『解決志向アプローチ』

  二、『(福音「聖書」に基づいた)希望への支援の実践

    ▷『解決志向アプローチ』を解説しているのが、聖書の「いなくなった息子」のたとえ

そこで彼はやっと目が覚めた。「ここをたち、父のところへ帰って言おう。『お父さん、私は天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格は有りません。雇い人の一人にしてください』」 そこで彼はそこをたち、父親のもとへ帰った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。

<新約聖書 ルカによる福音書 15章11~24節>

▷弟息子は我に返って初めて「失敗の原因を自己分析」し、決意新たに父のもとへ帰った。

▷父親は、息子の「失敗の原因の分析、反省と決意」口上には耳を貸さず、「失敗の追究」もせずに抱きしめた。そして、家の使用人たちに次々と指示を出したのだった。

▷運営理念:「心に触れる優しい」確かな支援技術『解決志向アプローチ』は福音「聖書」に基づいていた。

(2023.8.23)

NPO福音の園・埼玉 理事長 / グループホーム福音の園・川越第二 管理者 杉澤 卓巳

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。